「ドラえもぉ〜ん」
「あらら、またジャイアンかスネ夫にでもいじめられたのかい?」

 切欠は、いつものように。
 スネ夫が話題のゲーム『Fate/stay night』を手に入れ、あまつさえスネ吉を通じてTYPE-MOONスタッフのサインまで貰ったのだという。
 自分もやりたい、というのび太のおねだりに、結局ドラえもんは折れる。
 ……そこで終わっておけばよかったのだ、と後で思う。

 一通りプレイし終えたのび太は、ついにはこんなおねだりまでし始めた。

「ぼくもFateの世界に行ってみたい!」





■ドラえもん のび太の聖杯戦争■





「……これは『絵本入り込み靴』の改良型で、どんなお話の中にも入れるんだ。
 でも試作品だから、ちゃんと動いてくれるか不安なんだけど……」
「大丈夫、行こう行こう!」



 ──響く剣戟。
 夜の校庭、弓兵と槍兵の攻防。
 追われる少年、追う槍兵。
「あ、行っちゃったよ。どうするののび太くん……あらら、気絶しちゃってら」



「タイムふろしきは!?」
「今修理に出してるの! でも、まだ多分復元光線でも間に合うから……!」



 セイバーの召喚。
 逃げる槍兵、斬られる弓兵。
 武家屋敷に入ろうとする士郎達を追おうと、のび太が足を踏み出し。
「あ」
 転んだ。
 いてて、と尻をさすりながら顔を上げると、目の前には不可視の剣の切っ先が。
「あっ、転んだ拍子に石ころ帽子が外れちゃったんだ……!」



「すごい、本当に未来から来たロボットなんだな。構造は分かるのに、何がどうなって動いてるのかあんまり分からない」
「へー、未来じゃ狸型ロボットなんてものができてるのねぇ」
「ぼくは猫型ロボットだ!」
「狸じゃない」
「なんだ、やけに食ってかかるな、遠坂」
「機械は苦手なのよ」



「うそっ、バーサーカーが……!」
 軽々と宙を舞うギリシャの英雄の巨体。
 道の中央には、ヒラリマントを身体に巻きつけ、パワーグローブを身につけたのび太が。



「けど、冬木市は今凄く危ないんだ。聖杯戦争のことは知ってるんだろ?」
「はい。でも、自分の身くらい自分で護れますから」
 衛宮家に居候することになったのび太とドラえもん。
 士郎達にはタイムマシンが故障して、それが直るまでの間という嘘をついてまで。

 この時点で止めておくべきだった、とドラえもんは後で思う。
 まだ、間に合ったのだから。










 ひとときの、安らかな時間が訪れる。
 藤ねぇはもう一人弟が出来たと喜び、ドラえもんとセイバーはドラ焼きの早食い競争をしていた。
 桜もやがて打ち解け、警戒を怠らなかった凛も、次第に態度を軟化させていく。

 ──本当に、それは。
 束の間の、安らぎ。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ! ネズミィィィ!!」
「うわぁー! だめ、ドラえもん、地球破壊爆弾はだめだってば!」

 ……安らぎ?










 最初は小さな異変だった。
「あれ?」
「どうしたの?」
「なんだか、道具が幾つか故障しちゃってるみたいだ。おかしいなぁ、この前メンテナンスに出したばっかりなのに……」
 どこでもドア、もしもボックス、独裁スイッチ、スーパータンマウォッチ──



 セイバーとライダーの死闘。
 傷つき、倒れたセイバー。
「復元光線も使えなくなってる……!? そんな!!」
 次々と原因不明の故障を起こしていく道具。



 夜の道。
 朽ちた殺人鬼と神代の魔術師。
 残る攻撃用の道具も、キャスターの魔術の前には無力だった。
 辛うじてその場を潜り抜けるも、のび太はとうとう帰りたい、と泣き出した。
 知らなかった。
 知らなかったんだ。
 パソコンの画面の向こう側の世界が、こんなにも怖くて怖くて仕方のない場所だったなんて。
 自分なんか簡単に死んでしまうような容赦のない世界だったなんて。



「ねぇ、もう帰ろうよ! こんな世界もうたくさんだよ!」
「それが……できないんだよ」
「どうして!?」
「──壊れちゃってるんだ。帰るための道具も」



 帰る方法はただ一つ。
 このゲームを、最後まで終わらせること。
 ストーリーを完結させること。
 それがどんな結末であっても。
 その果てに、自分たちに死が訪れようとも。










 キャスターの急襲。アーチャーの裏切り。連れ去られるセイバー。
 壊れていく道具。
 役立たずの道具。
 役立たずの自分。



 やがて辿り着く一つの仮説。

「いいかい、ぼく達が今いるのはゲームの中だ。ぼく達がゲームの中にいるんであって、ゲームをぼく達の世界でシミュレートしているわけじゃない。それがあの道具の効果なんだ。
 つまりぼく達がこっちに来てしまったことで、『Fate/stay night』というゲームの内容そのものが書き換えられつつあるんだ。ぼく達はゲームにとっては完全にイレギュラーで、いてはいけないんだよ。ぼくの道具を使えば、この聖杯戦争というシステムそのものをメチャクチャにしちゃえるんだから。
 それをこの世界ゲームは認めてない。でもあくまで最初の主導権はぼく達にあったんだから、ゲームはぼく達を強制的に排出することはできない。
 だから、ゲームはぼく達をそのまま自分の中に組み込もうとしているんだ。ぼく達を士郎さんや凛さんと同じようにゲームのキャラクターとして認識し、他のキャラクターを本来以上に強力にしたり、彼らにとって上手くことが運ぶようにしたり、世界にとって不都合な道具を故障させたりして、何とかして整合性を保ってちゃんとした形でストーリーを終わらせようとしているんだ」
「……つまり、どういうこと?」
「この世界風に言うなら、ぼく達が好き勝手できないように抑止力が働いてるってこと」
「だから?」
「『Fate/stay night』ってゲームが、よってたかってぼく達を殺そうとしているってこと!」










 エーデルフェルトの双子館──その片割れ。
 午前二時、誰もが寝静まる丑三つ時に、衛宮邸を抜け出したドラえもんは一人でそこを目指していた。
 ここに来ることは、のび太にも教えていない。
 昼間のび太にこの『世界』について話してから、ドラえもんは更にもう一つの仮説を立てていた。
 その答えが、この先にある。
 のび太は勿論、恐らくスネ夫も、『Fate/hollow ataraxia』はプレイしていない。当然だ、『stay night』と違って、あちらはまだコンシューマ化されていない。ドラえもん自身はこの世界に来るにあたり、事前に未来の世界でコンシューマ化されたそれを一通りプレイしてはいたが。
 故に、この先にはあってはならないものがある。
 存在こそ匂わされてはいたものの、本編の中で一度も語られることのなかったある女性の存在。切り落とされていた腕だけが話に上るのみだった、ランサーの元マスター。
 ここは『stay night』であって、『hollow ataraxia』ではない。
 ストーリーとして繋がっている二つの作品は、しかし、一つの作品の中にのみ入り込む『絵本入り込み靴・改』にとっては、それぞれが独立した存在である。──そのはずだ。
 だから、もし。この先の館に、腕だけではなく、傷を負った彼女の姿があったならば。
 それは、この世界が、

「────何をしている」

 その背に。
 夜気すら凍らせる殺気に満ちた、裏切りの弓兵の、声が。










「ガッ、ふ……!」
 アサシン──佐々木小次郎の腹を突き破り誕生する、新たなサーヴァント。
 だが、それは山の翁などではなく──
 五臓六腑を撒き散らし生まれ出でたその青年に、今にも虚空に消えんとするアサシンは問いかけた。
「そなた、名はなんと言う」
 覆面を被った青年は、短く答えた。

「クラス・ガンナー……ガッコー仮面」



 太古の英雄王。
 怒涛の如く降り注ぐ、宝具の嵐。
「ヒラリマントが……!」
 破けた。
「ははッ、如何な魔術か知らぬが、その布キレで我の宝具を凌いだことは褒めてやろう。
 だが、流石に耐え切れなかったようだな。年貢の納め時だ、青狸」
「狸じゃないやいっ! 猫型ロボットだ!」
「そうか」
 ぱちりと、指を鳴らす。
「では、猫のような断末魔を上げて死ね」




















「────ドラえもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんッッ!!!」




















 壊れた道具。
 動かない道具。
 壊れたドラえもん。
 動かないドラえもん。
 役立たずの自分。
 動かない自分。
 ……動こうとしない自分。



「貴様ァァァ……! 石弓兵の分際で我に歯向かうか!」
 イレギュラークラス・ガンナー。
 驟雨と降り注ぐ、かつて世界に名を轟かせた聖剣魔剣。
 その悉くが、ガンナーの眼にも映らぬ早撃ちに撃ち落されていく。
 ──誰が知ろう。
 彼が、宇宙最強のガンマンよりもなお疾い、一発必中の銃の担い手であることを。
「ッ、何ぃっ!」
 ガンナーの右手から長い一本の黒い紐が伸び、英雄王を捕縛する。
 幾重にも折り重なる黒い紐。それは、
「ただの布の紐、だと……!?」
 断てど斬れども拘束は緩まることを知らず、ただただギルガメッシュを締め上げる。
「多重次元屈折現象……!?」
 次元を超えて絡み合う紐。
 本来、それは小手先の子供の遊びに過ぎない。
 だが彼は、生前それを趣味とした彼は、果て無き追求の更に果てに、常軌を逸したカタチを為した。

「──綾取り・踊る蝶」



 ガンナーに奪われたイリヤの心臓。それを埋め込まれた桜。
「多少歪な形じゃが……何、サーヴァントの魂さえ手に入れば、後はこっちのもんじゃて」
 嗤い、足元に転がる孫を見下ろす、臓硯。
「ねえ、さん……先輩……助け、て……」
 桜の意志とは無関係に、餌を求めて徘徊する黒い影。
 士郎を庇い、黒い影に飲み込まれるアーチャー。
 六つの英雄の魂を蓄え、胎動を始める「この世、全ての悪」。



 ……部屋に、独り。
 膝を抱えて座る。目の前にはもう動かないドラえもん。
 士郎と凛とセイバーは、桜を助けるために柳桐寺の地下、大聖杯へと赴いた。
「のび太くん、君はここにいるんだ」
 士郎の言葉が蘇る。
「大丈夫、ちゃんと戻ってくる。そしたら、一緒にドラえもんを直してあげよう?」
 優しい笑顔を残し、彼は死地へと赴いた。
 のび太は知っている。これからどうなってしまうのか。
 士郎はアーチャーの腕を受け継いでいない。宝石剣はなく、使えるのは投影魔術だけ。
 その彼が、本当に生きて帰ってこれるのだろうか。
 ──関係ない。
 だってそうじゃないか。士郎が死ねば、物語は終わる。バッドエンドでも終わりは終わり。終わってしまえば自分達は帰れるのだから。
 元の世界に帰れれば、ドラ美ちゃんを呼んでドラえもんを修理してもらえる。
 
 ……けれど、それで本当にいいのかな。
 
 聞こえてきた声は自分のものだ。
 本当にそれでいいのか。自分達を守ってくれた彼らを、放っておいていいのか?
 まだできることがあるかもしれないのに、こんなところに居ていいのか?
 何もしないまま終われるのか?
 自分がここに来たのは、諦めない彼らに惹かれたからじゃないのか?



 ──いいのか?










「ぼくは君を助けられなかった」
 大聖杯の縁で、ガンナーはぽつりと呟いた。
 愉しかった日々がある。大変だったこともある。
 けれどそれら全てをひっくるめて、かけがえのない日々だったのだ。
 動かなくなった、親友。

『契約する──』

 だから、望んだのだ。

『その見返りに、いつか。ぼくをもう一度、■■■■■に会わせて欲しい──』

 立ちはだかるはかつての自分。
 或いはこの先、自分と同じ道を歩むかもしれない者。










「くっ、エクス──」
「駄目よセイバー! それは最後に、あのいけ好かない器をぶっ壊すために使うんだから……!」
「しかし──!」
 黒き狂戦士の怒号。振り下ろされる斧剣。
 だがそれは、バーサーカーの巨体ごと吹っ飛んでいった。
 士郎は目を剥いた。自分達とバーサーカーの間に割って入ったのは、

「のび太くん!」



 のび太と、バーサーカー。
 小学生と、狂戦士。
 パワーグローブとブラックベルトを装備したことで、バーサーカーはのび太に触れる端から投げ飛ばされ続ける。
 だが、それもいつまでも続かない。
 斧剣が地面を割り砕く。拳大の飛礫となって飛来する岩。
 辛うじて頭と胴だけを防御する。手足を掠めていく岩。
 痛い。凄く痛い。ジャイアンに殴られるよりずっとずっと痛かった。
 痛くて痛くて──それでも。
 腹にはスペアポケット。
 壊れていない道具は数少ない。その中から、のび太は丸いフラスコを取り出す。
 中の液体は濁り切っている。他の道具と同様、効果は望めない、とドラえもんも言っていた。
 それでもいい。
 栓を抜き、のび太は一気にそれを飲み干した。

「うん、ぼくは弱い・・・・・

 ──ウソ・エイトオーオー。



(力を貸して、ジャイアン……!)
 山の形をした置物に液体をぶちまける。
 空洞を震わせるバーサーカーの咆哮。
 地面を砕きながら真っ直ぐに突き進んでくる狂戦士にそれを向け、
「ふっとんじゃえぇー!!」

 ──声カタマリン。
 ──山びこ山。





夢見る力がお前にある限り 出来ないことはこの世に無い

水のしずくが光と出逢えば 七つの色に輝くように





「カカッ、遅かったのう、衛宮の小倅」
「臓硯、あんた……ッ!」
 桜の顔で、桜の声で、蟲の妖翁は嗤う。
「身体と魔術回路の支配権は既にワシのものよ。精神はまだ幾許か反抗してくるがの、何、それも時間の問題よ。
 では行くがよい、アーチャー」



「前に、お前に言われたよな。『理想を抱いて溺死しろ』って。
 あの言葉の意味、ずっと考えてた」
 剣を、握り締める。のび太から受け取った剣を。
「紛い物。借り物の理想。そうかもしれない、けれど──」
 士郎は、家の縁側でのび太に言った。正義の味方になりたいんだと。
「……かっこいい、って言ってくれたんだ、のび太くんは」
 真っ直ぐな瞳で。
 それは子供だからこそ持つ、穢れを知らない純粋な瞳だ。
 だけど、だからこそ。
「その想いは、間違っていない。俺自身が間違っていても──俺の理想は、間違っていないんだ」 
 握る剣は、何の殺傷能力もないオモチャのような、しかし『振れば必ず斬り合いになる』剣。

 ──秘剣・電光丸。



「桜、聞こえてる?」
 剣を構えるセイバーを押し退け、凛は一歩前に出た。
 額から血を流し、脚は今にも倒れそうなほど頼りなく震えている。
「無駄よ。最早ワシにすら桜の声は聞こえん。
 全く、最期まで手間取らせおって、生き汚いことよ。余程、お前と衛宮の子倅に未練があったとみえる」
 そそり立つ影の巨人に護られるように立ち、桜の姿をした臓硯は嘲笑った。
「──未練。そう、未練ね。でも私は、それに応えてあげることができなかった」
「凛……」
 不安げに呼ぶセイバーに、大丈夫、とだけ返し、凛は臓硯と正面から相対する。
 否、彼女が見ているのは、その向こうの──
 凛は懐から小さな直方体の箱を取り出す。どこから見てもマッチ箱にしか見えないそれは、ここに来る前にのび太から手渡されたものだ。
 効果は知らない。ただ、伝えたいものがきっと伝わるはずだと、そう言われた。
「今更、間に合うだなんて思わないけれど。
 それでも、夢を見ることくらいは許されるかしら」

 ──ドリームマッチ。





守ってあげたい人と出逢えば

お前は既に 剣持つ サムライ





 大聖杯の間へと辿り着いたのび太の前に立ち塞がるガンナー、ガッコー仮面。
 その覆面を、剥ぎ取った。
「キミは……!」
「そうだよ、のび太。ぼくは、ドラえもんを助けられなかった未来の──君だ」
 成長した自分自身は、けれどタイムテレビで見たものとは違う。精悍で、どこか疲れた表情。
 違う未来の、自分。
「君とドラえもんは、一つ思い違いをしていたようだね。……いや、もしかするとドラえもんは気付いていたのかもしれない。あの時双子館に向かったということは、確かめようとしていたはずだ。
 この世界がゲームなどではなく、確立した一つの世界であることを。
『Fate/stay night』が、そこから切り出された一部分でしかないことを。
 並行世界は無数にある。それは君のいたの世界と、ぼくのいた世界と、この『Fate』の世界。それら三つが並行世界同士ということもありえるってことなんだ。
 君のいた世界は、『Fate』の世界を仮想現実として持つような世界だった」
 ガッコー仮面──英霊・ノビノビタは語る。
 ゲームの中の選択肢の数だけ、別々の世界がある。プレイヤーはそのそれぞれの世界を切り替えながら見ているだけなのだと。
 そして、
「別世界とはいえ、『Fate』は君達にとっての仮想現実(おはなし)だ。だからドラえもんの道具で入ることができた。
 つまり擬似的とは言え、君達は並行世界移動をしたってことになる。第二魔法に限り無く近い場所に、君達は立ってしまった。
 だからもしかすると、ぼくがここに呼び出されたのも、君達に対する抑止力なのかもしれないね──」
 さぁ、と『のび太』はのび太を真っ直ぐに見る。
「ぼくに道具は通用しない。効果も、その弱点も全て知っている。 
 ──だから、来るんだ。ドラえもんと一緒に元の世界に帰りたいなら、自分の力でぼくを倒せ。
 運命Fateに立ち向かえ。
 そうしなければ、君の物語は終わらない」

 二人はショックガンをホルスターに納め、向き合う。
 天井から、岩の欠片が一つ落下し────────




さあ いざ いま もう 剣をとれ

さあ いざ いま もう 剣をぬけ




 走る。
 走る。
 走る。
 自慢じゃないが足は遅い。かけっこじゃいっつもビリッケツだ。
 それでも、走らなくちゃいけない。
 あいつが生まれるのを止めるために。
(ごめんよ)
 のび太は歯を食い縛り、頭の中でそう呟いた。
 ゲームをやったから分かっている。
『この世、全ての悪』は、ただ可哀想な人なのだと。
 無理矢理悪い人にさせられちゃっただけなんだって。
 何が正しいのか、誰が正しいのか、分からなくて。
 分からなくて、それでも。
 ……キミを、止めなくちゃいけない。
 手には一本のドライバー。
 全速力で大聖杯の中心、『この世、全ての悪』の足元へと駆け寄り、



 ──大聖杯の中心に、それを突き立てた。










お前の名前は 正義





















      劇場版ドラえもん「ドラえもん のび太の聖杯戦争」

                  絶賛放映停止中!









※大聖杯の中心に分解ドライバーをブチ込みたかった。
 今では反省している。

※hollowに合わせて一部加筆。その他の部分も少し変更しました。


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